アルバラシン株式会社
病気や障害があっても旅行を楽しめる世の中へ
080-3465-496110:00-18:00(月-金)

お客様対応、診察中につき電話に出られないことがあります。
お急ぎの方はメッセージを残していただけますと後でかけなおします。

旅の楽しみ方が広がります


11月、千葉県知事許可のもと旅行業者代理業に登録いたしました。旅行代理業に登録したことで、これまでのような旅行における医療相談に加え、大きく2点業務が拡大します。

  1. 弊社と契約している他社の旅行商品を販売することができます
  2. グループツアーをご提案することができます

昨年会社を設立して以来、多くの病気や障害を抱える方の旅行相談を受けてきましたが、「一人だから行けない」という声が多く聞かれました。長年連れ添った配偶者が不在であったり、子どもが独立していたりする場合、本人の希望が叶わないことがあります。弊社としましては、お一人様でもご家族と一緒でも旅を楽しめるよう、旅行プランの選択肢を増やすべく他社の旅行商品の取り扱いを開始いたしました。特にパッケージツアーなどはお一人様にもお勧めです。また、旅行を通じて新たな交遊関係が生まれ、旅行後も皆さまの生活がさらに充実したものになるよう、地域発のグループツアーも考えております。ご期待ください。

喘息の患者さんの旅行


障害を抱える息子さんの進学が決まり、何年ぶりかに友達と旅行に行くIさん。
Iさんは幼少時に喘息を発症し、今も一カ月に1回は発作に苦しんでいます。

 

今回友人と訪れるのは「杜の都・仙台」。
宿泊は仙台の奥座敷、秋保温泉です。
仙台から山形へぬける仙山線沿いには秋保温泉、作並温泉と有名な温泉郷が目白押し。
わたしも塩竈で勤務していた時代には研修医仲間とよく訪れました。
秋保の大滝は刑事ドラマのロケシーンにでよくつかわれるスポットですね。
この季節、いわずもがな、紅葉が見頃です。

 

ところで喘息とはどのような病気でしょうか?
喘息の人の気道(呼吸するときの空気の通り道)には、通常時でも健常人よりも多くの免疫細胞が存在します。そこに何らかのアレルギー源、風邪、運動、気候や気圧の変化といった悪化因子が加わると気道の粘膜が敏感に反応するという特徴をもちます。

 

想像してみてください!
風邪を引くと鼻水がたくさん出たり鼻の粘膜がむくんで息をしずらくなりますよね?
あれが気道で起こると咳、痰、呼吸困難でヒューヒュー。
最悪の場合、窒息することもある危険な病気なんです!!

 

治療薬は大きく2種類あります。
一つは普段から気道を広げて、気道の免疫細胞の働きを弱めておくことで発作を予防する「controller」。もう一つは、発作時に短時間で気道を広げる働きのある「reliever」です。

 

Iさんには2種類のお薬を処方しています。さらにインフルエンザワクチンを摂取していただき、風邪をひかないように体調を整えてもらうように話しています。さらに、弊社の「旅行中の医療相談サービス」のもと、24時間私と連絡がとれる手筈になっています。

 

今週、杜の都の気温は最低気温5℃と冷え込むようです。
Iさん、お気をつけていってらっしゃい(^^)/!

結婚式参列のための訪日外国人サポート


日本人の男性と結婚される娘さんの結婚式参列のために、タイから来日されたタイ人のお客様の旅行サポートを行いました。

56歳女性、肺腺がん4期/骨転移+の患者様でした。

 

タイのかかりつけ病院からの診断書では化学療法は著効しているということ。

しかし、それ以外にほとんど情報がありませんでした。

娘さんからの情報によると、お母様は呼吸苦を訴えることなく日常の労作を行うことが出来るという話でした。

それでも、移動の航空機内は酸素分圧が地上よりも低く、疾患の進展度によっては呼吸不全になりかねません。このため携帯用の酸素を手配しました。

また、骨転移については痛み止めを使わずに対応できているとのことでしたが、いつでも痛みに対して対応できるように医療用麻薬を含んだ鎮痛剤の処方準備をしました。

 

やや緊張して迎えた初めての往診。

宿泊されている、新宿のホテルの一室でご家族が見守る中の診察です。

最初は、ご本人も付き添われたご家族のみなさん不安でいっぱい、非常に硬い表情でしたが、「日本で一番イケメンの医者が診察をするよ」というと笑顔がみられました。

ご本人と私は簡単な英語でコミュニケーションをとり、難しいことは、娘さんがタイ語―日本語の通訳をしてくれます。

問診と直近の血液検査の情報を拝見後、バイタルチェック、聴診、腹部と心臓のエコーを行いました。

診察の結果、おそらく安全に日本滞在を楽しんでいただけるであろうこと、しかし、熱発、むくみ、呼吸苦、痛みのいずれかが出現した場合にはすぐに連絡してもらいたいこと、を紙に書いてお伝えしました。

は特に異文化コミュニケーションでは、「~があったら…に連絡して」などと明確な指示をすることが重要だと思っています。

 

次にお会いしたのは結婚式の日。「日本での日々が楽しくてちょっと歩きすぎた、そのせいで骨転移がある骨盤部に痛みが出ている」とおっしゃっていましたが全体に症状の悪化はありませんでした。頓服の鎮痛剤を準備しながらも予定通りの旅程を進めて差支えない旨お伝えしました。

 

最後の診察は帰国直前です。前日に西伊豆に行かれたとのことで、疲れは見えましたが、問題なく帰りのフライトも過ごせそうだとお見受けし、こちらもホッと一安心しました。

 

今回、不安を背負って訪日して下さったタイのお母さん。

限られた時間を心配なく最大限に楽しんでもらうにはやはりプロによる安心の提供が重要だと思います。

あらかじめ想定したリスクに対する準備。

何か症状が出現した際に、それでも旅を続けるべきか中止するべきなのか、その判断と根拠の説明。

緊急時に、右も左もわからない異国で安心できる医療機関にかかれるのか?

一方で、医療機関側にとっても、日本の医療保険を持たない訪日旅行者にどこまで支払い能力があるのか不安をもちます。

そんな時に保険会社のオペレーターによるマニュアルに基づく説明とは異なり、病状とヒトを知り、顔が見える関係になっている旅行サポート医が間に入ることの意義は大きいのではないでしょうか。

今後もますます増える訪日観光客のお役に立てるよう日々精進します。

新緑の九鬼山トレッキング


アクティブシニアの方々に近年人気の登山ですが、健康に不安がある方にとっては少しハードルが高いと思われるでしょうか。しかし、健康に不安があるといって、すぐに諦める必要はありません。

山という目標を日々のリハビリや体力づくりの糧にすること、山の清々しい空気を吸ってリフレッシュすることは、健康増進のためにとても価値があります。

ゴールデンウイーク始まりの土曜日、山梨県の九鬼山に日帰りトレッキング旅行に出かけました。

旅の主役はKさん76歳。

頸動脈硬化症と糖尿病を患っておられますが、日ごろからジムに通い、軽度の運動や筋トレを続けてこられました。Kさんの基礎体力があれば、九鬼山登山も可能だと判断しました。

登山が趣味でこれまで数々の山に登ってきた私は今回、医師として、と同時に、山仲間としてご一緒させていただきました。

当日は天候に恵まれ、絶好の山歩き日和。
途中、休憩やストレッチを適宜入れ、ストックで荷重分散しながら心臓への負担を軽減し、一歩一歩進んでいきます。

Kさんは、脳への血管の一つである内頸動脈が動脈硬化病変に伴い狭窄しています。

脱水下で脳梗塞が起こりやすいので、予防のため、水分摂取量、発汗・排尿の程度の把握や炭水化物の補給・タイミングに注意しアドバイスを行いました。休憩のタイミング、疲労度合い、心拍数を見ながら移動速度もこちらで調節します。

山を歩く場合、特に足元の装備は重要です。
Kさんは、この日のために登山靴を購入し、その真新しい靴を履きならすべく近所を歩いてくださっていました。
山歩きという目標に向かってしっかり準備をされており、こちらも嬉しくなります。

そのかいあって、標高970mの九鬼山、積算標高差では上り1,067m下り1,063mを無事踏破されました!

後日、Kさんからお礼のメッセージをいただきました。
文面には登頂を果たした達成感があふれ、山頂から眺めた富士山を「本当に大きくて真っ白で、かつて見たどの富士より美しく」と書いておられました。

学生時代に白馬の雪渓で悪天候のため引き返し、それ以来登山の夢を抱いてこられたKさん。今回の決意と、実際に夢を成し遂げた行動力には本当に頭が下がります。

Kさんの登山靴に、これから何度も活躍の機会がありますように!

進行性核上性麻痺の患者さんの県内旅行


67歳のFさん。

7年前のある夏の暑い日に外で作業中に、失神と一過性の半身麻痺をおこし未治療の糖尿病と右大脳の大きな血管に狭い場所が見つかりその後の治療経過の中で、動作が鈍くなったり転びやすくなるような症状が出現。

やがて徐々に眼球が上転し、ものをしっかりと見るのが難しくなります。
神経内科の先生に進行性核上麻痺と診断されたのが2年前。
10万人に10人くらいの人に発症するこの病気は、脳のある場所の神経細胞が徐々に減少してしまう進行性疾患です。

いま、Fさんはその日によってコミュニケーションが取れたり取れなかったりという状態で、最近は、ほぼ家過ごすことが多くなっています。外出をしてもせいぜい病院にいく程度です。笑顔も少なくなっていました。
食事は、むせることがあるので細かく刻みます。まだ、少しは歩けますので訪問看護師さんが自宅で介助をすれば何とか入浴することができます。

そんなFさんの今後の人生はどういうものが予想されるでしょうか??
残念ながら今の医学では特効薬はありません。寝たきりになるまであと1-2年くらいと予想されますでしょうか。

最期は外界からの刺激に反応しなくなり食事が摂れなくなるか、感染症を併発するようになり徐々に亡くなっていくことが多いと思います。

 

 

Fさんを寝たきりにさせたくない!
限られた時間をより良いものにしてほしい!
移動時間をかけないことと、五感を刺激するような旅行プランを提案をしてみました。

 

昨年末に行った旅行時のお姿を本人・ご家族にお断りし、現在、動画にまとめております。

配信までいましばらくお待ちください。

 

 

 

海外での宿泊キャンセルにおける診断書の依頼


子宮がんⅣ期で昨年末に余命宣告されたSさんより相談がありました。

 

年明けにセカンドオピニョンを求めに受診された病院で、手術が可能だろうと診断されたとのことです。

非常に喜ばしいことで私自身もうれしく感じました。ただ、実はSさんは今月初旬からにタイ、マレーシアを2週間ほど周遊する旅行を計画されていました。しかし、手術を目的とする諸々の術前検査や診察予定が入ったことで旅行はキャンセルにせざるを得ません。

 

Sさんは旅行会社を通して、それぞれのホテルにキャンセル依頼をかけたのですが、宿泊予定日が迫っていただけにキャンセル料金は全額かかると説明されたようです。そこで、今回このような理由でキャンセルを希望しているが、手術が終わった暁にはあらためて貴施設を利用するつもりであると説明したところ、今回は、医師の英語診断書を提出してくれればキャンセル料に対しては忖度するという旨の返答があったそうです。

早速、Sさんは現在かかっている病院で相談しました。しかし、診断書記載には時間がかかるため無理との返答。

2/8にタイムリミットが迫る中、当社に相談がありました。

当社は医療機関ではないので診断書そのものを発行することはできません。

しかし、私はこれまでの病歴と最新の画像検査・採血検査の結果を拝見し、私が勤務し、提携する医療機関にてSさんを診察後、診断書を記載しました。

 

宿泊施設にはそれぞれのcancellation policyがありますが、こうした交渉を行う価値はあります。英語でのやり取りになれていない日本人は海外でのこうしたケースに泣き寝入りしてしまうことが多いのですが私の経験上もレベルの高いホテルであればあるほどしっかりと対応してくれる印象があります。

 

アルバラシン株式会社では、ご旅行に派生する医療的な問題への相談を受けつけています。

迷ったらまずはご相談ください。

 

 

 

とある一日


こんにちは代表の川上です。

私はいまは週3回を、千葉県山武市の中核病院である「さんむ医療センター」に非常勤医師として勤務しています。

この地域で仕事をして7年になります。もともと2017年の8月までは、常勤医として外来・入院患者さんを受け持っていました。内科全般を診ておりましたが特に糖尿病と腎臓病の患者さんを多く見ていました。

 

昨日、医療センターの生活習慣病対策委員会と山武市の健康支援課および地域包括センター共催のもと糖尿病サポーター講座と称した勉強会を行いました。

 

昨年に引き続き2回目の開催です。
「糖尿病をもった地域の高齢者・被介護者をその人らしい生活ができるように支援しながら、でも重症化させないにはどうしたらよいか。」がテーマです。

4つの介護事業所が持ち寄った6症例を材料にケアマネージャーさん、ヘルパーさんたちと意見交換をしました。

こうした勉強会では、意見交換の中身も重要なのですが、病院の医療者よりもより患者さんの日常に近い場で働かれている人たちの思いや考えを知り、お互いに顔の見える関係がつくられることに価値があるなと感じています。

 

参加されたヘルパーさんの一人に、
「障がいをお持ちの方への旅行支援をやりたいと思い、準備を進めています」という方がいらっしゃいました。
障がいをお持ちの方にも楽しんでもらえるよう、横芝光町の観光開発に携わっておられるようでした。

 

勉強会がおわったあとに電話がなり、でると先日旅行に行かれたFさんの奥様からでした。
「先生今どこにいるの?おいしいお肉が入ったから寄らない?」
「行きます!行きます!」

 

勉強会もうまくいき、ひょんな出会い思いもあり、Fさんの近況も聞けてなんともすがすがしい一日でした。

富士に降りそそぐ陽光


藤沢の在宅往診クリニックで診させていただいている肺がんの47歳の女性を御看送りしました。

初めてお会いしたのが9月末。比較的中枢の気管支を閉塞するような腫瘍でした。

舌癌、甲状腺癌での治療歴もあり、口から食事をとることができず、胃瘻(胃と腹壁の間に作った瘻孔)から栄養剤や薬を流していました。その時点で、亡くなるまでの時間は1-2月くらいかなと予想しました。

痛みのコントロール目的で医療用モルヒネの投与が始まりました。お薬の調節で精神的にも落ち着くようなり安定した時間が続きました。「先生、生きるって大変なことなんだね」

 

そんなある日、一枚の写真を見せてくれました。
「きれいでしょ。富士のすそ野でみた太陽なの。もう一度みたいな」。神職である御主人は、その地に古から伝わる神社を再興しようと奔走されていました。
「それなら11/23の豊穣祭にあわせて行きませんか。御主人も応援しに。」「そうだね、そうなると最高だね」すごく、うっとりと美しい表情でした。

 

しかし、2週間前から喀痰量が多くなり、胸に水も貯まり呼吸状態が悪化。それに伴い、痛みや不安のコントロールが胃瘻からの薬だけでは難しくなりました。
「もう苦しい、早く死なせて」

呼吸苦を緩和させるために胃瘻からの栄養注入が中止。より一層、痛みや不安が緩和されるように皮下からの持続点滴に切り替わりました。

最期は本当に穏やかでよい表情をしていたね。
一緒にいさせてくれてありがとう。
本当にお疲れ様

F様 とびきりの新米と紅葉、芸術まで秋満喫!中越の旅


84歳のF様の課題は糖尿病、腎不全と骨折既往歴です。

腎臓は100点中13点くらいと高度に低下しています。一般的に、10点以下になると透析の準備を始めますので、かなり腎不全が進んでいるということがおわかりになるでしょう。腎臓が悪い人は、水分摂取量や食事の中の塩分やカリウム、蛋白の摂取量に注意する必要があります。
また、感染症などに罹患すると急激に悪化することがあります。

糖尿病に対しては毎朝インスリンを打ち血糖測定を行っています。
旅行中のインスリン打ち忘れ、低血糖は心配です。

腎臓病・糖尿病いずれも食事に注意が必要です。
「旅行中ぐらい気にしないで楽しんでもいいではないか」という声もあがりますが
旅行にいったために残された病状が悪くなることは100%避けなければなりません。

さらに片側の大腿骨骨折既往歴がある方は反対側も骨折しやすい。
実際に旅行に行く2週間前にお風呂で転倒されたことから細心の注意を払う必要がありました。
大腿骨骨折をおこし早期に手術を行ってもリハビリを行いもとの日常生活に戻るには半年近くかかります。

本当に、このような方が旅行に行けるのでしょうか??

はい、いけます!!

食事・インスリン・転倒予防に細心の注意を払うようなプランをご用意しました。

旅行から帰宅して3日目に採血検査を行いました。
どきどきの検査結果~
・・・・・

全く問題なし。普段めったなことで笑わないF様がニコニコでした。

「旅行に行けるなんて夢にも思わなかったよ。十日町で見た縄文土器は本当に大したものだったなぁ。魚沼のコメは本当に美味しかった」

一緒に行った奥様
「昔は主人とよく鎌倉や箱根の山を歩いたの。赤く紅葉して美しいブナ林で500mくらい主人と歩いてほんとに楽しかった。介助してくれた十日町タクシーの運転手さんにも本当に良くしてもらったわ」とお話しされておられました。

Iご夫妻、脳出血後遺症の妻と膀胱瘻のご主人、知床2泊3日


脳出血のため右不全麻痺となりリハビリを行っているIさんのご主人より、妻とまた旅したいと依頼がありました。
「また旅行に行けるとなったら、妻もリハビリの励みになると思うんだ。やっぱり希望がないとな」
ご主人は、糖尿病神経障害のため膀胱が正常に機能せず排尿できないため膀胱に管が入っています。

早速、ご夫婦の家を訪れました。壁には旅先でとられた多くの写真が飾ってありました。
「僕たちはあちこちにいったけど、北海道にはいったことがないんだよ」

近くの公園でお二人がリハビリをする姿を拝見。陸上競技場のような平らで足元にやさしい道を毎日、朝・夕と300mの距離を35分かけて歩かれていました。
障がいのない方のゆっくり歩行が4km/時ですから、7分の1くらいのスピードでゆっくりゆっくり。。
なので長距離を移動するときは車いすの登場です。

旅は9月下旬に私が網走の病院で勤務する日にあわせ実施し、私が同行しました。
往復の飛行機に乗るのもドキドキですが、様々な職員さんの連携プレーのおかげで安心できます。

初日は女満別空港-メルヘンの丘-網走刑務所-能取湖のさんご草群落-ウトロ温泉。
2日目と3日目で知床を満喫していただきました。
熊も見れたし天気も良く最高の旅行日和でした。
久々の旅ですので宿はウトロに連泊するプランをご提案しました。

お二人の感想:「普段の生活圏から離れ、思い切って旅に出てみて不安が多かった。でも宿の人、船の人、タクシー運転手、空港職員などいろいろな方に親切にしていただいたことでこれからも旅行に行けると感じた。旅行後も近くの公園をリハビリ目的で歩いているけど、そこでよく遭遇する友達が、旅の間いなかった自分を何かあったんじゃないかと心配してくれた。そのあと旅の話で盛り上がったんです」

私もお二人に同行したことで気づかされたことがたくさんありました。
病院の中で医療を行っているだけではわからないことがいろいろとあります。

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